病気を治してあげたいのに嫌がって病院に行きたがらない!
診察で暴れてじっとできない!
抑えても無理!
こういった状況はお子さんにとっても親にとっても辛いですよね・・・
うちもそうでした。
嫌がる子どもをほぼ毎週のように病院に連れて行って本人も親も辛い思いをしていました。
しかし、以下の方法によって最終的には上手に治療を受けることができるようになりました!
- 病院に行く理由をわかりやすく説明する
- 病院で何をするのか事前に説明しておく
- 病院に入る前に周辺を散歩する
- 処置中は、話しかけて気を紛らわす
- 病院で上手にできたときはめちゃくちゃ褒める
- 子供に優しい病院(クリニック)を探す
本当に全部が有効だったのかは分かりませんが、できるだけ多くの手を持っておくことで状況に合わせて使えるかと思いますのでご紹介します。
病院に行く理由をわかりやすく説明する
当然ですが、行く理由が分からないと子供からしたら
「なんでイヤと言ってるのに無理矢理連れていかれるんだろう」となります。
子供に理解できるように説明してあげることが大事です。
(例)お耳のばい菌をやっつけに行くよ!やっつけないと遊べなくなっちゃうからね。○○ちゃんと遊べなくなったらパパさみしい!
病院で何をするのか事前に説明しておく
これは処置内容が事前に分かっている場合に限りますが、かなり効果的です。
なぜなら、子供は何をされるか分からないことが一番怖いからです。
大人も一緒ですよね。
(例)お耳もしもししてちょっとだけちくってするよ。動いたら痛い痛いするから、お顔だけおさえてもらうね。
ここで、下手に「痛いことしないからね」と言っておいて実際は痛いことがあると、不信感が生まれて次回以降に影響します。(近々また行かなくてよいなら気にしなくてよいかも。)
また、子供は処置自体よりもスタッフが抑えつけるのが嫌なケースが多いようです。
なので抑える理由も言っておくことが大事。
また、クリニックによっては最初からスタッフががんじがらめにする所とほとんど親に抑えさせて、最低限スタッフが抑える所があります。
子供にとっては後者の方がいいと思います。スタッフに相談してみましょう。
病院に入る前に周辺を散歩する
これはよくやりました。
ある意味「先延ばし」です(笑)
しかし、科学的には理にかなっています。
10分間外を散歩するだけで脳内にいいホルモンが分泌され、気分がよくなる効果があることが分かっています。
散歩をしながら、景色を楽しんだり、もう一度これから何をするのかゆっくり語りかけるようにしていました。
処置中は、話しかけて気を紛らわす
できれば質問とか笑わせる系がいいのかなと思います。
意識をよりこっちに引っ張るためです。
(例)あそこのぬいぐるみの帽子は何色かなあ?おててが変な形だねえ。あっちにもなにかいるねえ。
病院で上手にできたときはめちゃくちゃ褒める
人間の脳はポジティブなできごとよりもネガティブなできごとの方が記憶しやすいようにできています。
なので、上手にできたときにはめちゃくちゃ褒めて成功体験をしっかり記憶に残してあげることが大事です。
そして、また病院に行くときに「この前上手にできたもんね!かっこよかったもんね!」などと言って思い出させてあげましょう。
子供に優しい病院(クリニック)を探す
これけっこう大事です。
耳鼻科・小児科など合わせて10か所以上子供を連れて行って分かったこと・・・それは、
医者によって子供への接し方が全然違う
当たり前ですが、にこにこして声かけしながら対応する先生と
無表情・無言で対応する先生とでは子供の反応が全く違います。
いくら親が説得して連れてきても先生が怖い雰囲気だと子供も怖くなるに決まってます。
そして、そういう先生は子供が嫌がって動くのをこちらのせいにします。
「次回からはちゃんと言い聞かせてください。1人で座れる子もいますよ。」など。
確かにこちらの努力も必要です。
しかし、子供への対応力は先生の腕の見せ所ではないかとも思います。
嫌がる子供に上手く対応できる=困難に上手く対処できる=仕事ができる
じゃないでしょうか。
子供への対応力が高い方が、腕もいいのではと思ったりもします。
また、医者自身に子供がいる場合は大抵子供の扱いに慣れているはず。
クリニックのホームページを見て、医師のプロフィールに子供がいると書いてある場合は参考になるかと思います。
まとめ
他にも、何がイヤなのかを聞く、ごほうびで釣る、おうちでお医者さんごっこをするなどもやりました。
できるだけ多くのことを試してお子さんに合った方法を見つけることが大事だと思います。